ニュージーランドの基礎情報

• 国名：ニュージーランド(New Zealand)
• 首都：ウェリントン
• 人口：約440万人
• 面積：約27万k㎡(日本の面積の約4分の3)
• 宗教：主にキリスト教。英国国教会、ローマカトリック信者が多い。
• 公用語：英語、マオリ語
• 政体：立憲君主制。イギリス国王が国家元首。イギリス連邦加盟国で英連邦王国の一国。
• 南西太平洋のオセアニアのポリネシアに位置し、2つの主要な島、北島（ノースアイランド）と南島（サウスアイランド）、そして多くの小さな島々（16地方に分かれる）から成ります。

ニュージーランドの英語は基本的にイギリス英語に近い英語です。俗にKiwi Englishと呼ばれていて、独特のイントネーションがあります。イギリス英語に近いですが、発音の面ではオーストラリアに近いことから、オーストラリア英語とよく似ているのが特徴です。

北島（ノースアイランド）

北島には首都ウェリントン、最大都市であるオークランドなど主要都市が多くあります。政治・経済の中心地として、人口の約7割が暮らしています。そのため街には日本食のスーパーやレストランが多くあり、アルバイトも他の都市と比べると豊富であるため、日本からの留学先としても人気があります。南島に比べると年間を通して温暖であり、冬でも過ごしやすい気候が特徴です。

北島は9つの地方区分があり、オークランドではオークランド市、マヌカウ市、ワイタケレ市、ノースショア市の4市で構成されています。

地方区分：1.ノースランド、2.オークランド、3.ワイカト、4.ベイ・オブ・プレンティ、5.ギズボーン、6.ホークス・ベイ、7.タラナキ、8.マナワツ・ワンガヌイ、9.ウェリントン

南島（サウスアイランド）

陸地面積の大きな島で、中心都市はクライストチャーチ、世界的に有名な観光地であるクイーンズタウンがあります。島の中央には南アルプス山脈があり、その他にもタスマン氷河、サザンアルプス、クック山、ミルフォード・サウンドなど、壮大な大自然と美しい街並みで知られています。大自然を利用したアクティビティが豊富にありますので、語学学校では英語はもちろんアクティビティを楽しめるコースにも人気があります。

北島と比べると夏は5度ほど低い地方もありますが、北島とほとんど変わらず過ごしやすいです。秋から冬にかけては山間部では気温が下がり、1日の気温差が激しいのが特徴です。

地方区分：1.タスマン、2.ネルソン、3.マールボロ、4.ウェスト・コースト、5.カンタベリー、6.オタゴ、7.サウスランド

通貨

ニュージーランド・ドル（NZ＄）

• コインの種類
  10￠（セント）、20￠、50￠、＄1、＄2
• 紙幣の種類
  ＄5、＄10、＄20、＄50、＄100

アメリカやイギリスなどヨーロッパに比べると物価が安いと言われていますが、生活していくうえではそれほど安く感じることはありません。物価は為替の動きによって左右されますが、平均すると日本と同等かそれ以上と思ったほうが良いでしょう。

日本との時差

ニュージーランドは世界で最も早く1日を迎える国の1つです。日本との時差は通常+3時間です。サマータイムである9月の最終日曜日から翌年4月の第1日曜日までは+4時間になります。

日本が朝の7時の場合、ニュージーランドは3時間後の朝の10時です。サマータイムではさらに1時間後の朝11時になります。サマータイム期間中は日が暮れるのが夜9時近くになってからですので、語学学校が終わった後もアルバイトやアクティビティを満喫することができます。

時差は3時間程ですが、ニュージーランドは南半球に位置するため気候は日本とは逆になります。日本の夏はニュージーランドの冬にあたります。日本ほど明確な四季はなく、年間を通じて温暖な気候ですが、「1日の中に四季がある」ニュージーランド独特の気候があり、朝と昼の気温差があるのも特徴です。

消費税

商品やサービスを購入する際にGSTと呼ばれる消費税がかかります。ニュージーランドではチップを渡す習慣はありませんが、ホテルなどで特別なサービスを受けた場合や親切にされた場合には払うとスマートです。

• 一般消費税GST(Goods and Services Tax)：15.0％
• 価格にはGSTが含まれて表示されています。
• 居住用家賃、金融機関の手数料は対象外です。

ニュージーランドの治安 »

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